中医の漢方・鍼灸では、女性は陰や血と関係していると考えます。
女性には月に1回の月経(以下、「生理」で表現)があります。昔は「月信」と呼ばれており、月の満ち欠けのように30日(三旬)で満ちて生理が起こると表現されています。中医の漢方薬や鍼灸では、この生理の状態が、女性において治療の指標であると言われるほどです。
また、生理の問題は生理不順だけではなく、不妊症の問題にもなり得ます。生理の正常基準を知っておきましょう。
◎現代医学での生理の正常基準
- 周期:25日〜38日間。予定日より±2〜5日程度
- 期間:3〜7日
- 量:20〜140ml。特に2・3日目に出血が多い。
- 生理痛:日常生活が送れ、市販の鎮痛薬で痛みがやわらぐ程度。
◎中医学での生理の正常基準
中医では生理の有無・量・周期や期間の長短を患者さんの主観から見ていきます。
- 周期:30日前後
- 期間:以前と比べ長いか短いか。極端に変わらなければ正常。
- 量:以前と比べて多いか少ないか。体質により変化。
- 生理痛:無い
- 血のカタマリ:無いorごく少量
以下に各問題についてのブログがありますので、ご参考ください。
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