2019年3月23日土曜日

すっかり忘れていました。春分の日です。


いきなりですが、いいわけです。
ツイッターで二十四節気について書いている人曰く、「節気を点で考える場合と期間で考える場合があるらしいですよ。」
😎本当ですか…その言葉に救われました。でも、書き忘れました。
今回は春分です。

春分

昼が長く夜が短くなる春分になりました。と言っても、昼長くなるのは北半球の話であり、南半球では異なります。そのことから、春分は北半球での春の訪れを表ます。

中国のある地域では稲や大豆などのタネ類を粉にして蒸した上にナツメを乗せた食べ物「春分」を作り、五穀豊穣を祈念するため食用として人に送ったりもします。ついでにの字は「コウ」と読み、沖縄名物である金楚糕(ちんすこう)のコウの字と同じです。中華街ではマーラカオ(馬拉糕)というのもあります。どうでも良い話でしたね。すみません。

春分で見られる病気 

春分は八卦で雷天大壮と呼ばれ、ーが4つ、– –2つで構成されます。ーが多いと陽気も多くなります。陽気はあらゆる生物の発生を促します。細菌も同様に繁殖する速度が上がります。そうなると、伝染病の様な症状が多発する可能性があります。また、陰気である– –があることから、気温は急に冷え込むことがあり湿度の差も出やすくなり気候が激しく変化します。このことから、体の弱い人や慢性的に病気がある人は体調を壊しやすくなります。

春のニュースから

そして2019年は土不及の年と呼ばれ、消化機能などに大きく影響します。また、内臓につながる経脈の問題が起こります。春になるとよく聞く話ですが、「ハダカになって走り回る」何て聞きませんか?春は肝という内臓と関連します。
例)肝は気の流れに関わるのですが、流れが悪くなると土である脾胃をイジメてストレス性胃炎などを起こす様になります。その胃につながる経脈が流れず逆流すると「棄衣而走(服を脱ぎ捨て走る。」の様な現象が起こります。

消化の良いものを取りお腹を守って、気持ちを落ち着かせる様に精神的に起伏の少ない状態を過ごしてもらいたいと思います。





2019年3月18日月曜日

3月の診療スケジュール

3月24日(日)は、急遽劉先生がお休みなり、伊藤先生が入ります。
3月の医師と中医師のスケジュールです。ご参考ください。

2019年3月4日月曜日

もうすぐ虫が湧き出す。


3月になると徐々に気温が暖かくなり始め、春雷が轟くようになり、地中で冬眠していた動物や虫が地上へと出てくるようになります。それが「啓蟄」です。中国では「啓」は「驚」の字が当てられ「驚蟄」と言われています。

春は肝の気が旺盛になるときです。肝の機能が高まり過ぎると、「怒りやすい」「めまい」ひどくなれば「脳卒中」などの症状が現れやすくなります。怒りやすくなることで、気が上りやすくなるため「めまい」や「脳卒中」がより怒りやすくなるわけです。
この時期の過ごし方は1つは、感情の揺れ動きに注意をして心を穏やかに過ごしましょう。

また、啓蟄の時期は病気を起こしやすい季節でもあります。たとえば、気温の変動が激しく起こることから風邪などになりやすかったり、これから春風が吹く事で花粉が飛ぶだけに限らず、風に当たることにより体が興奮状態に傾くため気持ちの変化が強く起こります。
中医で風邪は、外来の病原でもありますので皮フなどに当たる事から皮フのカユミや赤み、肌荒れなどの原因にもなります。
なるべく、保湿などを心がけておきたいものです。



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