2019年3月4日月曜日

もうすぐ虫が湧き出す。


3月になると徐々に気温が暖かくなり始め、春雷が轟くようになり、地中で冬眠していた動物や虫が地上へと出てくるようになります。それが「啓蟄」です。中国では「啓」は「驚」の字が当てられ「驚蟄」と言われています。

春は肝の気が旺盛になるときです。肝の機能が高まり過ぎると、「怒りやすい」「めまい」ひどくなれば「脳卒中」などの症状が現れやすくなります。怒りやすくなることで、気が上りやすくなるため「めまい」や「脳卒中」がより怒りやすくなるわけです。
この時期の過ごし方は1つは、感情の揺れ動きに注意をして心を穏やかに過ごしましょう。

また、啓蟄の時期は病気を起こしやすい季節でもあります。たとえば、気温の変動が激しく起こることから風邪などになりやすかったり、これから春風が吹く事で花粉が飛ぶだけに限らず、風に当たることにより体が興奮状態に傾くため気持ちの変化が強く起こります。
中医で風邪は、外来の病原でもありますので皮フなどに当たる事から皮フのカユミや赤み、肌荒れなどの原因にもなります。
なるべく、保湿などを心がけておきたいものです。



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