さて、今回は二十四節気:雨水の前日ということで、『雨水』についてです。
『雨水』は、古来より降るものが雪から雨に変わり、降水量も増えて、なおかつ温かくなる兆しが見られる時期といわれています。また、冬眠していた動物が、地下からはい出始めた時期ともいえるでしょう。
この時期は雨で湿気が強くなり、食欲などにある程度影響を与えます。何よりも中医的には「肝木」が強くなることが重要な影響をもたらすとしています。
2019年は消化機能低下がみられやすい年なんです。
肝は気を流したり、血を貯めたりする場所ですが、春の気を経て強くなると五行の関係から「肝木」は「脾土」(木が土の栄養を吸い取る。)をいじめることになります。
そうなると、消化機能が低下してしまいますので、ショウガやヤマイモや消化に良いものをとり、おなかを整えましょう。
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