2019年2月9日土曜日

春の食養生は、このように行う。

中医の春の食習慣
中国の民俗文化に、季節の変わり目になると食べる食品があり、立春では芽吹いた豆を食べるとされています。いわゆる「もやし」を中心に食べたりします。
また、料理の味付けでは、甘み辛味のあるものを摂取して、酸味を少なくすると良いとされ、甘みは春の気の影響を受ける胃などを守るために辛味は気の発散を助けます。酸味は、気の発散を抑えることから少なめにする方が良いとされており、ネギやパセリなど緑色の芳しい食品があると良いでしょう。

古代養生の飲食原則
昔の食事のルールは今とは大きく変わりませんが、気持ちの方とも関連性が出てきます。かつて、画家であるレオナルド・ダヴィンチは、絵だけではなく人体にも興味を抱いており、ワインを飲むときは同量の水を摂取する習慣を持っていたとのことです。さて、中国古代の食事のルールはどうだったのでしょうか?
節度ある食事。暴飲暴食はしない。
あっさりとしたものを食べる。味が濃かったり、脂っこいものは食べない。
偏食を避ける。五穀雑穀を多く食べるようにする。
無理に食事をとったり、喉が乾いてもないのに水を取れば胃が張ってしまうので、無理強いはしない。空腹でもないのに食事を取れば、消化吸収機能は衰える。
怒っている時には食事を取らない。食後は怒らず、怒ったら食べず。
極端に冷たいもの熱いものを食べない。
食後に激しい運動をしない。
食後の養生を気にかける。


食後の養生
実はそれ以外にも、食後のルールというのもあります。
食事が終わったら、口の中をすすぐ。
食後、かむ動作をして上下の歯が鳴らし、唾液が溜まるようにする。
食後はへそ周りを円を描くようにさする。
食後、軽く散歩をする。
食後、3分間遠くを見つめる。
ただ、については少し謎なので、何か考えがまとまりましたら掲載してみようと思います。

レッツトライ!





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