2018年7月23日月曜日

夏バテの中医漢方対策 東文健康サロン

7月21日、東文健康サロン「夏バテの中医漢方対策」を催しました。
今回は初めて外の会場を使い、あたふたしながらやっておりました。

参加者の皆さんは、中医愛好者や養生に興味ある人、鍼灸関係者などがいらっしゃいました。




今回は劉栄先生が講師を務め、最初に烏梅湯(ウバイトウ、さんめいたん)の作り方から紹介をしました。
ウバイトウは酸味・甘味があり、夏の汗をかく今の気候にぴったしの飲み物です。酸味と甘みが組み合わさると陰=水を作ると中医では言われます。

材料には、烏梅(燻製梅)・サンザシ・甘草(果物で甘みを代用しても可)・陳皮・氷砂糖・キンモクセイの花・ハイビスカスで作り、結構酸っぱいかと思いきや、飲みやすく好評でした。

また、長夏の病気の特徴である「湿」についてや夏風邪や夏バテ、熱中症の中医的区別や治療に関するお話をさせて頂きました。そして、秋冬のために今から養生する「三伏」についてお話ししました。手軽にできる三伏の方法として、肩甲骨の間に1分間温かいシャワーのお湯を当てるという方法を紹介しました。

最後に、出来上がった烏梅湯と一緒に、劉先生が作った緑豆ケーキを食べて、参加者皆さんは舌鼓を打っていたとさ。めでたしめでたし。緑豆も夏の湿気をとるいい生薬ですよ。

中医に興味がある、健康法に興味がある、なんか興味がある方、ぜひ東文健康サロンにご参加ください。

次回は8月25日(土) 「中医で体のセルフチェック!~舌を見てみよう篇~」(仮)です。

当院のホームページはこちらです。


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