孫武に曰く「彼を知り己を知れば百戦危うからず。」。
当院の問診表は、裏表に結構な質問の量があります。問診表を記入後も診察で、表に関してやそれ以外の事について問診を受けていただいています。
「ちょっと面倒くさい。」です。😣
でも、「あなたは本当にあなた自身の事を知っていますか?」
問診には、抱える問題の明確化と症状に対する主張の一致を図り、より正しい「証」を導くための作用があります。また問診を通じて、あなたが知らない「気づき」が、自分自身から出てくることが多くあります。
治療の過程を経て診察を受けていくうちに、自分の変化を見つめるようになります。そこには、日常過ぎる事態に関する質問が多く、「言われてみれば」と言うことが多いからです。そのうちに内省を促し、自分自身でも健康管理が出来るようになることでしょう。
もう一度あなた自身を見つめ合うのが問診表や診察です。面倒くさがらずに自分自身を観察してみましょう。
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