偏頭痛・歯ぎしり・夢をよく見る・食べててアゴが疲れる・常に緊張する・耳鳴り・肩こり
こんな症状が見られる場合、アゴが硬いかも知れませんよ。
中医ではアゴや側頭部には胃や胆の経脈が流れているとしています。経脈の流れが滞ると興奮性の熱症状や痛みが起こりやすくなります。
アゴが固くなる原因の多くは、知らない間に奥歯を噛み締めている事にあります。食事の時の噛み癖、作業中の左右いずれかに向く習慣などがあり、顎関節症などの診断を受けているかたも多いと思われます。
解決法として、中医の養生法をご紹介します。
①口の渇きが出る人にも使えます!ズバリ!舌を回し法!
口の中で、舌を上下、左右や円を描きます。各30回ほど行います。
②千金の価値あり、中国4000年の秘伝の技! 舌先上アゴ法!
大げさに書きましたが、やり方は非常に簡単です。
舌先だけを上アゴの歯茎に当てるように置きましょう。
※舌が平らになっている時は、奥歯が噛み締めやすい状態になります。逆に舌先を立てて上アゴの歯茎につけると奥歯の間が開くようになります。ただし、舌の上の表面が上アゴの天井についていては意味がありません。
絵:伊藤画伯
さらにもう一つ、1・2ともお口をポカーンと開けた状態では無く!クチビルを閉じたまま行う事で、ポカーンと開けるとアホっぽいよりもスマートに見えます。
2の方法は気功でも使われている方法です。呼吸は鼻で吸って、吐く事と合わせて試してみてください。
当院のホームページはこちらです