2019年1月22日火曜日

2019年の花粉症は、まるですでに始まっているようだ。

中医師の伊藤です。
気象庁の予報だと、2月中旬から花粉の飛散がと発表されています。とはいえ、寒暖差も含めて「鼻水・目のかゆみ・のどのイガイガ」のようなアレルギー症状が当院でも増えています。花粉症で大変な思いをすると考えると、嫌になる方も多いでしょう。飛散量が増えれば、今まで花粉症なったことのない方でも、かかる確率はあがります。

アレルギーは自律神経とも関連すると言われ、副交感神経が強くまったり感が出る場合は、発作が起きます。中医では収斂(しゅうれん)=収める機能が低下していることから、特に腎が病んだ状態にあると考えます。

冬の時期は、腎の気が強く働きますが、日常生活での疲労・身体を冷やす状態で腎機能は低下しやすくなります。腎は、陽気を下腹部に蓄えます。腎の機能が働かないと、いろいろ「ダダ漏れ」します。また、のぼせるような症状も現れやすくなります。
漢方薬における花粉症のような症状では、「麻黄附子細辛湯」で腎を調えたり、「小青龍湯」で腎と表裏であり体表を代表とする膀胱との流れを調えることで、体の内外から調整をします。

他にも自分で作れる予防のお茶があるので、以前に書いたブログの内容をリンクします。
「長く花粉症で苦しんでいる皆さんへ、姜桂湯」


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